教室では、只今410回の合格証書をお渡ししておりますが、それに際してとても嬉しい手紙が届きました。
その手紙は、中学3年の生徒さんのお祖父様からのものなのですが、実はこの方、お孫さんからそろばんを教えてもらい、検定を受け続けていた方なのです。聞けば、中学の頃に少しの間そろばんを習ったきりで、級は持っておらず、そろばんを頑張っているお孫さんから、しかも最初はオンラインで習い始めたそうです。現在、御年81歳‼
今回4級合格にたどり着いたのですが、次のようなお手紙をいただきました。(抜粋)
~珠算検定5級合格(3.1.31)から、同4級合格を目指して、毎回「今度こそは!」と張り切って臨んだ同検定4級も、意に反し、1年半余りを経過して、念願の関門を突破することが出来ました。その間、不思議に、「もう止めようかな。」と思ったことはなく、技量が、少しずつ向上していくことを楽しみに感じていました。とは言え、自身の合格の受験番号をパソコン上で確認した時は、体が軽くなったように感じました。
当初、受験会場の受験者が、私にとっては、余りにも小さな子供達が多かったことと共に、高い検定級を受験していることに驚きました。加えて、その中で、私が机を並べて一緒に受験しても、その子供達が拒否反応を示さなかったことが、とても有難く、かつ、嬉しく感じた次第です。~
何度落ちてもひるむことなく、合格まで行きついたお祖父様にあっぱれです‼
この不屈の精神は、長い人生経験で培われたものでもあるのでしょうが、尊敬の念の外、何ものもありません。
その姿勢に力を頂き、常に粘り強く、前を向ける子供達を珠算指導を通して育てていきたいと心新たに思ったのでした。この場を借り、感謝申し上げます。
さて、また教室では検定申込みが近づいてきました。全神奈川大会参加生徒も9月18日の本番に向けてエンジン全開で頑張っております。1日1日の積み重ねを大切に頑張っていきます!