たまに質問を頂きます。
やっては、います。
フラッシュ暗算は近頃では人気のようですね。
私の時代にはありませんでした。
人間の能力をふんだんに鍛えられる『そろばん』
読上算は速く読上げられたものを耳だけで聞いて入れていきます。読み終わったものを、記憶しながら入れていくわけです。そして、右手の補助として、左手も使っていく。脳は大忙しですよね。聞く力も処理能力も鍛えられますね。
読上暗算も読上算同様です。でも、そろばんは使わずに頭の中で、そろばんの玉だけを想像するわけです。
桁の多いものはどうやって浮かべるのか?
様々なやり方があるそうです。私の場合は、6桁位は真ん中にあるのですが、その先は脳の左の端にいくんですよね。縦に箱を作ってる達人もいらっしゃるとか。
人間ってすごいですよね。
そして、フラッシュ暗算。
これは視覚。どんどん消えていく中計算していきます。慣れるとなかなか面白いですよね。
今のところ、全国珠算連盟の段位検定時に当教室では、検定を受けてもらっています。
やったことなかった生徒でも5段とりました。
結論として・・・。
通常授業は、珠算、暗算、読上算、読上暗算をメインで4種目取得を目指しています。
段位者、大会出場選手、フリーコースの子は、教室で合間にフラッシュ暗算の練習できるようにしています。大会では種目別競技にフラッシュ暗算があるものもあります。
ブレインピック暗算大会では、フラッシュ暗算の団体競技もあるんです。特別なソフトを頂いて練習していますが、これがまた楽しいみたいで盛り上がります。
桁の少ないものを練習していくのもいいと思いますが、教室では暗算力を高めていくほうが優先と考えます。もちろん、3ケタの暗算がしっかりできていないと、フラッシュ暗算、できるはずもありませんから。
できる暗算の桁数を少しずつ増やしていく。
3桁×4桁、4桁×4桁の計算。
見取算競技は1級からは暗算ですべて計算。
そろばんは使わないように、を目指します。
その為に、全神奈川通信大会や、全国あんざんコンクール、全国そろばんコンクールの雛型の問題は有効と考えます。私自身もそうやって1秒でも速く計算方法を習得していました。
そろばんを習ったことのない保護者の方が『そろばん』は計算だけですからね、とおっしゃいました。
逆に、習ったことのある保護者の方が『習わせてもらって感謝している習い事がそろばんだった』とおっしゃっていました。
うまく伝えられないんです。
そろばんはゲームで言うところの『最強アイテム』です。そして最強アイテムを使いこなすには、何度もボスに立ち向かう諦めない心が必要なわけです。
受験期に、いや、人生の岐路に、生徒たちはきっと自分で考えて選択できる強い心と、色んな事を叶えられる能力を『最強アイテム』を使って手に入れていく事でしょう。この能力はもう、途中下車した者には手にはいりませんからね。
大人になってからはもう持てない『最強アイテム』を言い訳しないで!途中下車しないで!持って大人になって欲しいものです。輝いた目を見るのが楽しみです。たった1つでも誇れるものを持って欲しいです。